本記事では高野山の紅葉ライトアップは何時から何時まで行っているのか、見どころや駐車場の混雑予想も紹介していきます。
関西エリアの紅葉は例年10月下旬から12月上旬と言われておりますが、高野山は標高が900メートルと高地にあることから関西で最初に色づくエリアの一つとして知られております。
天気の良い日の空のブルーと紅葉のレッドやイエローとのコントラストも素敵ですが、夜に暗闇の中からライトアップされた紅葉の映える様も魅力的であることから、紅葉の名所ではライトアップをしているところも多いですよね。
関西の紅葉の名所の一つである高野山では紅葉ライトアップを何時から何時まで行っているのか、見どころや駐車場の混雑予想を詳しく紹介していきます。
Contents
高野山の紅葉2024ライトアップは何時から何時まで?
高野山では年間を通じて建物のライトアップを行っており夜間でも景観を楽しめますが、紅葉の見見どころである蛇腹路でも10月中旬から紅葉の見ごろが終わるまでの期間にライトアップされ、幻想的な風景を楽しむことができます。
ライトアップの時間帯は「17時30分(日没)~夜明けまで」となっています。
2024年の蛇腹路のライトアップについて日程等はまだ公表されておりませんが、例年のタイミングを考慮すると10月21日(月)頃からではないかと予想しています。
遅い時間を楽しむには宿坊などへの宿泊がおすすめですが、夕方から日没にかけて紅葉の景色の移り変わりを楽しむのはいかがでしょうか。
高野山の紅葉シーズンはいつ?
例年の見頃は10月下旬~11月上旬と、標高900メートルに位置することから関西エリアの中では早い時期から紅葉が楽しめます。
紅葉シーズンの後半になると気温もかなり低くなることから、特に夜のライトアップを狙う場合には防寒具もしっかり用意しておくことが必要です。
気象庁の平年値を調べてみると、10月で平均気温が13度、11月だと8度と平地と比べてもかなり低い気温であることがわかります。
金剛峯寺から奥の院まで見て回るには片道3kmほど歩くことから紅葉シーズンはコートなど準備の上、散策すると良いでしょう。
高野山のライトアップがされている場所は?
ライトアップは高野山の19の建物で実施されておりますので、こちらに代表的なスポットをご紹介します。
- 金剛峯寺正門・・・提灯の明かりが正門と参道を仄かに照らしてます。
- 六時の鐘 ・・・今も現役で6時から22時の2時間おきに時を知らせる鐘の音が聞けます。
- 蛇復路 ・・・壇上伽藍に続く参道路で言葉に尽くせない美しい光景が見られます。
- 根本大塔 ・・・漆黒の闇夜に浮かぶ荘厳な塔は言葉にできない迫力を感じます。
- 大堂の鐘 ・・・真っ白な鐘楼がライトアップにより神々しい雰囲気が漂います。
- 金堂 ・・・高野山の総本堂であり夜間は静寂の中で厳かに浮かび上がります。
- 御影堂 ・・・高野山の中でも最重要の聖域として釣燈籠に灯りがともされます。
- 中門 ・・・ライトアップにより四天王像の目が爛々と輝いて神秘的です
- 大門 ・・・壇上伽藍から少し離れますが闇の中にそそり立つ姿は崇高の一言です。
特に紅葉シーズンは参詣道である蛇腹路のライトアップがおすすめ!
一生に一度は見ておきたい美しさですので、ぜひ訪れてみてください。
高野山のみどころ
世界遺産として登録されている「金剛峯寺」は高野山真言宗の総本山であり外せない見どころです。
山上のほぼ中央にあり、広大な境内には狩野派の襖絵が彩る主殿や、日本最大級の石庭の蟠龍庭(ばんりゅうてい)は圧巻の一言で、石庭と紅葉の融合は一見の価値ありです。
加えて弘法大師御入定の地である「奥之院」もぜひ散策をしてほしい見どころです。
弘法大師信仰の中心聖地として高野山の聖域とされ、一ノ橋から御廟までの約2kmの参道沿いには国の史跡でもある20万基を超える諸大名の墓碑や祈念碑、慰霊碑と杉の大木が立ち並び、厳粛な雰囲気に包まれています。
残念ながら夜はライトアップされておらず暗いため、有資格者(修行僧の方)の案内で行われる「夜の奥之院を歩くナイトツアー」などに参加しなければ夜間の拝観は難しいです。
高野山の紅葉2024で駐車場の混雑予想について
高野山には無料で停められる駐車場が複数あるため車で訪れる方が多いですが、土日祝日だと11時前に満車となる駐車場が多いため、特に紅葉の見頃な時期に無料駐車場に停めるには午前8時には到着しておきたいところです。
高野山は広大なため駐車場に車を停められれば、観賞の際に人混みになるようなことはあまりありませんが、周辺道路が渋滞することから混雑を回避する方法として以下をおすすめします。
- 10月中旬または11月下旬頃に行く
- 見頃の時期は土日祝を避けて平日に行く
- 早い時間帯に到着する
- 混雑のピーク時間帯が11時から13時頃のため、少なくともこの時間帯を避ける
2024年混雑ピーク予想
2024年の紅葉シーズンから予想される混雑のピークはこちら。
- 2024年10月26日(土)27日(日)
- 2024年11月2日(土)3日(日)4日(月)
- 2024年11月9日(土)10日(日)
車でこちらの日程に訪れる予定であれば、周辺道路の渋滞が予想されますので午前8時までに到着するスケジュールが良いでしょう。
紅葉を見るにあたってのおすすめの駐車場
車で訪れる際のおすすめの駐車場をご紹介します。
- 金剛峯寺前駐車場(39台):蛇腹路に最も近く便利だがバスも停まる人気駐車場。
- 金剛峯寺第2駐車場(72台):台数が多めなので狙い目の駐車場。
- 霊宝館駐車場(31台):壇上伽藍に近く停めやすい。
- 中の橋駐車場(186台):奥の院側の駐車場で台数多いが、ライトアップ見るには不向き。
高野山内を車で移動することは駐車場の問題から難しいため、早めに到着して金剛峯寺から壇上伽藍、奥の院まで徒歩で見て回るとあっという間に時間が過ぎることから、日没からの紅葉のライトアップを楽しんで帰途につくのも良いのではないでしょうか。
注意点としては、令和6年11月1日から24日の24日間に高野山「中の橋駐車場」並びに「金剛峯寺前第2駐車場」を有料化とする実証実験を実施するとの情報が高野山公式ホームページのお知らせに掲示されておりました。
上記の期間中に訪れる場合は駐車場が有料化していると思われますのでご留意ください。
まとめ
本記事では高野山の紅葉ライトアップは何時から何時まで行っているのか、見どころや駐車場の混雑予想も紹介してきました。
建物の夜間ライトアップは日没から翌朝まで行っていることから、昼間とは違う雰囲気の高野山の魅力を感じられ、特に紅葉シーズンは壇上伽藍への蛇腹路ライトアップにより、参詣道の両側から覆いかぶさるような密度の高い紅葉に目を奪われること間違いなしです。
駐車場は無料で停められますが、紅葉シーズンの土日祝は周辺道路を含めかなりの混雑が予想されることから、混雑回避を狙うのであれば午前8時に到着するスケジュールをお勧めします。
また紅葉の季節である10-11月は平均気温が10度前後と低くなることから、防寒対策をしておくと良いでしょう。
関西の紅葉の名所の一つである高野山の紅葉ライトアップは何時から何時まで行っているのか、見どころや駐車場の混雑予想について紹介をしてきました。
最後まで御覧いただきありがとうございました。